今日のNHK9時のニュースで、今年の冬は乾燥がひどい様子だと言われていました。
それも、年々冬の湿度は低くなっているのですって。
温暖化?砂漠化?・・・いずれにせよ、乾燥しすぎは体にとって負担になります。
肌の乾燥だけでなく、呼吸器も乾燥するということで、肺炎にかかる可能性も高くなるのではということを専門家が言われていました。
肺には絨毛という組織があって、そこでウイルスや細菌を洗い流す作用があるのだけど、乾燥するとその絨毛の働きが悪くなるそうです。
中医学でも、肺は清潔を好む臓で、きれいな空気を吸い、汚れた濁気を外に出す働きがあります。
そして、肺が乾燥する、肺陰虚という考えがあります。
陰というのは、体を潤す働きがあるので、陰が不足するということは乾燥するということになるのです。
体を潤すには、陰を補うといわれる生薬や食べ物をとるといいのですが、ここ最近よく書いている、大根や蓮根、百合根、里芋、山芋、梨、柿、白きくらげなどがいいのです。
そして、体を潤すためには、血を補うことも良しとされます。
カサカサ肌も血を補うと血行が良くなり、肌へも十分な栄養が行きわたり、肌が潤うのです。
なので、豚肉や鶏肉、羊肉、牡蠣やイカ、タコ、ナツメや緑黄色野菜、プルーンなど、血を補う働きのある食材もとるといいのです。
私の乾燥対策としては、蓮根、大根、里芋、山芋をほぼ連日食べてみよう!というところと、漢方は婦宝当帰膠と百潤露(ひゃくじゅんろ)を飲んでみました。
婦宝当帰膠は補血の役割があり、百潤露は肺を潤す補陰という働きがあります。
飲んだら、なんだか口の中がとても潤ったような感じがします
こまめに水分をとることも大切ですが、冷たいお水をとると胃腸が冷えるし、今度は余分な水分が体にたまってむくむことにもなります。
温かい飲み物(できればカフェインなしで甘味のないもの、お白湯とか麦茶とか)をほどほど採るといいと思いますよ
(カフェインやアルコールは利尿効果があるので、とりすぎには注意です)
モコちゃんもそろそろ5か月。
大きくなりましたよ。
病気もせず、お留守番も頑張ってくれて、ありがとう!という気持ちです。