50歳を超えても30代に見える生き方
週末、本屋さんでこの本と出版されたばかりの「50歳を超えても30代に見える食べ方」の2冊を購入し、一気に読みました。
先日NHKのバクモンのアンチエイジングのテーマについて君島十和子さんや福岡伸一先生と出演されていたのをみて、初めてそのライフスタイルに興味を持ちました。
どんなこと書いているのかなと興味深々で読み始めました。
ざっと簡単にまとめると、
南雲先生は、30代のころまでは、激務の上、よく飲み、よく食べ、運動不足解消のためジムに通えど、さらにお腹がすいて食べてしまい、結局メタボ体型に。
お父様、おじい様も、医者として同じように働き、しかし50代、60代で倒れ、おじい様はそのまま帰らぬ人となり、お父様は医者を引退せざるを得なかった。
自分もこのままでは同じようになってしまうと思い、ダイエットを始める。
40代半ば、野菜作りをする方に、野菜のことをいろいろ教えていただき、その中でもごぼうが体に良いことが分かり、今でもごぼう茶を毎日飲んでいる。
いろいろ試した結果、お腹がすくことが大切で、無理に一日三食食べたりせず、食べても食材がまるごと食べられるものを選び、夜は早く寝て、朝は超早起きをする。
そうすることにより、体のリズムが整い、長寿遺伝子が働き、若々しい体になる。
といった感じでしょうか。
化学的な根拠などもすべて書かれているので、なるほどな~と思えるのはもちろんなのですが、私が南雲先生の考え方が好きなのは、自然の摂理がベースなことなのです。
たとえば、豆には毒がある。
毒があるから、よく火にかけることが大切で、そうすれば大丈夫。
毒があるのは、豆は種であり、自分の遺伝子を残そうとする働きを持っている。
自分の子孫を残すためには、やすやすと食べられてはいけない。
なので毒をもち、身を守る。
人にとっては、いのちを育てる栄養をもつ完全食品。
火にかけてありがたく頂く・・・。
など、特に食べ物の意味などが自然の摂理から書かれていて、すんなり頭に入ってしまうのです。
漢方や中医学もそうなのですよ。
幸せに長生きする。
南雲先生のやり方はストイックで、全部はマネできませんが、気持ちよく読める本だと思います。
私もごぼう茶、のんでみよ~♪
(まずは買うけどね 笑)
時間があれば、作ってみますわ・・・