先週は息子がインフルエンザb型にかかって、たいそうな熱がでました。
3月から野球を始め、今までしなかった練習に疲れたんだと思いました。
b型は比較的変異が少ないウイルスなので、免疫が長く効くそうです。
なので、息子はしばらくb型にはならないのでしょう。
a型は変異が多いので、ワクチンを打っても違う型のウイルスにかかる可能性が大きいのです。
夜から熱がでたので翌日受診したところインフルエンザは陰性でしたので、タミフルはでませんでした。
その翌日は37度まで熱がさがったから安心してたら、また夜から熱があがったので、
そのまた翌日に受診したらインフルエンザb型陽性でした。
2日以上たっていたので、もう漢方だけで対応しました。
全部で土日も含め5日間ほど休養をとって、今日からまた野球に復活しました。
楽しかったようですが、夕飯後すぐ寝ていました。
良かった。
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主人の父が始めた薬局とは違う事業があって、今まで30年以上続いてさせていただいていたことが、今年は別の業者が担当することとなりました。
なんとも言えない世界だと思いましたが、来年は頑張ろうと思っていました。
その事業関係で、今までうちが担当していなかったところから仕事が来るとのことでした。
しかし、それも今日腑に落ちない理由をつけられて断られました。
細かいことは書けませんが、なんとも悔しい思いをしました。
父のことを思うと、怒っているだろうなと申し訳ない涙がでました。
涙…。
中医学で、ストレスを受け止める身体の中の臓は「肝」です。
「肝」は身体をスムーズに働かせる役割をします。
自律神経のバランスをとるところとも言えます。
「肝」に負担がかかると、イライラしたり、落ち込んだり、緊張したり、張るような痛みがでたりと、さまざまな症状がでます。
その「肝」と関係深い体液は「涙」です。
「肝」の働きが高ぶると「涙」が出やすいのです。
私は涙が身体のストレスをコントロールしているとも考えます。
涙もろい人、そうでない人。
その差はその人の「肝」の感受性や働き方の違いによるものともいえるでしょう。
とりあえず、私は我慢せず涙を流して悔しさをはらせた感じです。
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震災で、頑張っている子供たち。
気丈に炊き出しや、支援物資の運搬を手伝ったりしているのをテレビでみます。
今日の毎日新聞で、被災した子供たちには、「がんばれ」という言葉より、「大丈夫だよ」などの声をかけ、安心感を与えるための配慮が必要だと書かれていました。
今回の震災のような信じられない現実を前にしたら誰だって励ましたくなる。
どこかに希望を見つけたくなる。
しかし、子供たちは十分にがんばっている。
現実に起きたことを大人のように理解できず、気持ちをうまく伝えられなくても、恐怖やショックによるトラウマ反応、家族や自宅をなくした喪失感は子供の心にも起きる。
今、必要なのは励ましよりも、小さな変化に周囲が気付き、適切なケアをすること。
「泣いたっていいんだ」
子供たちの心のケアに関して、日本臨床心理学会や国立精神・神経医療研究センターがホームページで紹介されています。
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被災地の方々はもちろんなのですが、普段我慢してなかなか自分の気持ちを出せない方も多いのではないでしょうか。
「涙」は、恥ずかしいものではありません。
「涙」を流すことで「肝」の負担が楽になると、「あ、いろいろあるさ」と割り切れることもできるかも。
特に生理前に胸が張りやすい人、お腹が張りやすい人、緊張しやすい人、ためいき多い人、ストレスが多いと思う方などは、泣きたいときは我慢せず泣いてみてくださいね。