先週の土曜日にNHKで漢方特集がありましたね。
朝イチの有働アナウンサーが身をもって漢方体験されていました。
朝おきたら体がかゆい、肩があがらない、だるい、などなど不調のデパートと言われていました。
東京女子医大の東洋医学研究所で、診てもらったところ、だるさや睡眠の質など、ずいぶん楽になられたようで何よりでしたね^^
しかし、「ふらっと入った漢方薬局で5万円とられた」という発言はいかなるものかしら・・・。
漢方薬局のイメージが悪くなっちゃうな・・・と思ってしまいました。
保険がきかない薬局では、どうしても漢方薬代が高くなります。
有働さんは、クリニックで6000円弱のお支払だったようですが、3割負担だとすれば医療費は診察代と薬代を合わせて2万円はしているのですよね。
もちろん保険料を支払っているので、自己負担分だけを支払うのは当然のことで、私も医療機関にかかったときは3割負担ですものね。
しかし、支払う保険料の割には医療機関を利用しない私。
いや、保険とはそういうもので、いざ自分が何かあった時に本当にありがたいもの。
今支払っている保険料は、どうしても病院にかからなくてはいけない方々のお役に立っているのですね。
で、話は戻るけど、有働さんに5万円も買わせた薬局は、なぜそれが必要なのかきっちり説明されていなかったのかと疑問に思いました。
だって、有働さんは買わされた感じでしたものね。
反面教師として、私も「買わされた」と思われるような接客をしないように心掛けたいと思います。
昨日はそのNHKの番組をみて、自分の症状に対して漢方はどうだろうか?と訊ねてこられた方がいらっしゃいました。
やはり、漢方薬は信じていなかったけど、番組で半信半疑だった有働さんや医師が漢方の効き目を実感しているのをみたからということでした。
しかし、やはりまず金額のことが気になったのでしょう。
「一日分はいくら?」
「金額が高ければ、相談も遠慮します」
という前置きがありました。
私は昨日の夜、番組を録画でみたのでわかったのですが、「漢方薬局で5万円」ということが印象的だったのでしょう。
私は症状によるけれど、一日300円~600円で何とかしようと思い、そう伝えました。
おひとりは一日283円。
もうおひとりは一日504円。
一週間分、二週間分とお出しし、その時の状態で、増やすことが必要かもしれないことを伝え、了解していただきお帰りになりました。
そして、できるだけ絞って効かせるためには、養生がとっても大事になります。
食事や飲み物、ストレス対策、考え方など。
ご相談に来られた方に、その症状がでた原因は中医学的に考えるとこうではないだろうかとお話しすると、
「は~、そんな話は初めて聞いたな~」という感じでしたが、考え方を受け入れてくださいました。
今日、おひとりの方の奥様がご相談にこられたのですが、ご主人が昨日、晴れ晴れした顔で帰ったきたとおっしゃってくださいました。
いつもつらそうな顔ばかりしているのに、笑顔だったと言ってくださり、ほっとし、とても嬉しく思いました。
最小限必要だろうと思う漢方をお渡しして、正直2週間でどれだけ反応してくれるだろうかと思うのですが、
痛みが10から9でも8でもなってくれたらいいな。
そして、何より、これからも前向きに人生を過ごせていただけたらいいな。
漢方薬局は保険がききませんが、薬だけでなく、しっかりカウンセリングによって健康をささえていけるように頑張っていきたいと思っています^^
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昨日、東京行による重い荷物持ちや、疲れによる肩こり、重たい後部頭痛などが気になったので、鍼治療に初めていってまいりました!
直方市感田の
湯村鍼灸整骨院です。
最初はビワの葉エキスをシートに塗って、それを患部(肩)にはり、肩、腰、足をあたためます。
そして、ベッドに横たわり鍼治療。
私は、保険がきかない治療ですが、3700円。
一時間半くらいベッドにいました。
丁寧な鍼灸師さんが、どこが痛む、どうして痛みだしたなど聞きながら、足や腕やおなかや肩や頭に鍼を手際よく打っていきます。
痛くないですよー。
ただ、私は右腕手首付近(たぶん内関というツボ)の鍼を打たれたところに少し鈍痛がしました。
でもそれ以外は全く痛くないし、大丈夫!
鈍痛も我慢できないほどでは全くなしです。
体の表と裏としてくださり、鍼のあとは軽くマッサージをしてくれ、電気を肩にあてて終了。
あら、肩はすっきり!痛みが軽くなりました。
今、大学で鍼灸学を勉強しているので、鍼治療はやってみた~いと思っていました。
まだまだ軽い方の痛みでしょうから効き目も早いかな。
でも、早めに対策するのって大事ですね。
漢方薬だけでは、今いちなとき、ぜひ鍼治療をしてみようと思いました!