こんにちは!
薬剤師の中村です。
立夏も過ぎて、暦の上では夏。
本格的な暑さはまだ先ですし、天気も安定してきますので比較的過ごしやすい時期になります。
お出かけ日和も多くなりますが、紫外線も増えてきていますね。お肌も内側から紫外線に負けないよう、しっかり対策しておきたいものです。
紫外線対策に必要な栄養素は、ビタミンC(コラーゲン合成、メラニン色素生成抑制)、ビタミンE(抗酸化)、βカロテン(皮膚のバリア機能アップ、活性酸素抑制)、ビタミンB2(皮膚の新陳代謝アップ)、亜鉛(細胞の再生)などがあります。
赤ピーマン、トマト、ブロッコリー、キウイフルーツ、苺、じゃがいも、小麦胚芽、アーモンド、うなぎ、緑黄色野菜、レバー、豚肉、海苔、牡蠣、牛肉、煮干しなどは、紫外線対策によい栄養素が多く含まれています。
考えるのが面倒でしたら、お肉と季節のお野菜をしっかり食べましょう♪
鶏の皮にもコラーゲンがたっぷりです。絶対に!捨てないで下さいね。皮目から、フライパンで焼けば、カリッと美味しく頂けますよ♪
5月は春の疲れもまだ残るころ。内臓では、特に肝臓が疲れると昔から言われます。
肝臓が疲れると、だるさ、眠気、やる気がでないなどが現れたり、忙しい方は不眠、イライラ、のぼせ、目の疲れなどが特に多くなります。
肝臓は血を沢山蓄えているところです。血の原料となる、タンパク質はしっかり食べましょう。
気温が上がるこの時期は豆腐などの大豆製品の比率を多めにとられると、余分な熱がこもらずおすすめです。また、あさりや帆立などの貝類も肝臓によいもの。潮干狩りなどもいいですね。
梅雨に近づくとむくみがちになりますから、水分代謝を良くする小豆やインゲン豆、緑豆など、豆類も積極的に摂りましょう。
ハトムギも水分代謝を良くするのでお勧めですよ。
気を巡らす紫蘇は水も動かしますから、いろんなお料理に使って下さいね!
あと、梅やお酢、かんきつ類などに含まれるクエン酸は血行をよくするので、血管に負担がかかる夏にはぜひ摂って頂きたいものです。
季節の野菜をたくさん食べて、これからの夏の季節を乗り切っていきましょう!
写真はパン・ウェイ先生の5月の薬膳料理教室での1品です。
肝臓を元気にするホタテとビタミンC豊富なジャガイモを使ったお料理。
夏にとると良いとされる赤い調味料を使ったタンドリー風のチキンのグリルと、添えられたクエン酸豊富なタレに漬かった玉ねぎ。
これからの季節を元気に過ごすための美味しいお料理たちでした。
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